ドメイン用語

ドメイン関連の用語

ドメインに関する用語はたくさんあります。ありすぎてよくわからない方もいらっしゃるかと思いますので、ドメイン関連の用語を紹介しています。

サイバースクワッティング(cyber squatting)

サイバースクワッティング、ドメインスクワッテイングとは特定の企業や団体のブランド名や商標などを含むドメインを取得し、そのドメインを販売、あるいは利益を出す目的で保有する行為です。

海外で多いイメージがありますが、日本でも度々ニュースになります。有名ブランドに似たドメインを取得しも偽物を販売したり、偽サイトを作り個人情報を盗もうとする、もしくはドメイン保有の正当性がないのにドメイン売買で利益を得ようとすることもあります。

ドメイン名紛争処理(DRP)について。JPNICドメイン名紛争処理方針の対象となる紛争

ドメイン売買

ドメイン売買とは、その名前の通りドメインを売買することを言います。ドメインを売買すること自体は違法ではなく、高額の値段がつくこともあります。

高額になる条件は色々ありますが人気があるキーワードや短いドメインが高額で取引されています。ただし、ドメイン売買の多くが海外で国内ではそれ程多くはありません。

かなりのレアケースですが、GMOインターネット株式会社が8億円でz.comを取得したケースもあります。

タイポスクワッティング(typo squwatting)

インターネットがここまで普及していなかった時代になりますが、打ち間違いを狙ったドメインを取得しドメインパーキングを利用するだけで多額の広告費が入ってくることもありました。

しかし、最近ではどちらかというと正規サイトと思わせ個人情報を抜き取ろうとしたり、マルウェアに感染させようとするケースが増えているように思います。

TLD(Top Level Domain)

TLD(Top Level Domain)とは、インターネット上で使用されるドメイン名の一部です。例えば、当ブログのドメイン名はedomain.infoであり、”.info”がTLD(Top Level Domain)に該当します。

TLDは、インターネット上で使用されるドメイン名を分類するために利用され、”com”、”net”、”jp”など多種多様な種類があります。

gTLD(Generic Top-Level Domain)

gTLD(Generic Top-Level Domain)は、インターネット上で使用されるTLDの一種であり、代表的なものには”.com”、”.net”、”.org”があります。当ブログのドメイン名である”edomain.info”も、比較的古くからあるgTLDの1つです。

しかし、ドメイン自由化により、gTLDの数は急激に増加しました。.infoは2001年に導入され、当初はインフォメーション(情報公開)の意味合いがありましたが,4文字(characters)ということもありそこまで人気はありません。

ccTLD(Country Code Top-Level Domain)

ccTLD(Country Code Top-Level Domain)は、国別に割り当てられたTLDのことで、代表的なものには”.jp”(日本)や”.cn”(中国)があります。

国際的な規則に従って命名され、各国のTLDは国際化ドメイン名(IDN)を使用して表記されます。ccTLDは、特定の国や地域に関連するWebサイトやメールアドレスを識別するために使用されます。

また、一部のccTLDは制限があり、その国や地域の住民や企業しか利用できないものもあります。最近では、新しいccTLDが増加しており、例えば”.tokyo”や”.nyc”のように、特定の都市を表すccTLDも存在します。

WHOIS(Who is)

WHOISは、インターネット上でドメイン名やIPアドレスに関連する情報を検索するためのプロトコルであり、その名前は”Who is”から来ています。

WHOISによって、ドメイン名の所有者、登録日、有効期限などの情報が公開されます。最近では、WHOISの情報を利用する機会が増えたことから、プライバシー保護のために、WHOISの情報を非公開にするサービスが提供されています。

これは、WHOIS情報を非公開にすることで、個人情報の保護を促進し、スパムメールや詐欺行為などの被害を減らすことができます。ごく稀に WHOISで公開しているアドレスにドメイン売買のオファーが来ることもあります。

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